CYCLE OF HINATA 推奨県央コース

百済王伝説の木城と美郷を駆け抜け 平家伝説の秘境「椎葉」と耳川水系のダムを巡る旅

総走行距離:約211.7km

1日目は宮崎港から海岸沿いの一ツ葉有料道路や自転車道を巡り百済王族ゆかりの地、木城へ 心地よいカーブの続く一本道を駆け抜け、百済王族ゆかりの地 美郷町にも立ち寄り、秘境「椎葉」まで一気に駆け抜けます。
2日目はこの旅ならでは、歴史のある耳川水系のダム巡りへ。アーチ式ダムや重力式ダムなどを巡り、各地のお土産どころでダムカードを入手しながら美々津へ 江戸時代末期の懐かしい面影が残る町並みや神話ゆかりの地を眺めつつ、帰りは輪行でゆったりと宮崎市に戻る旅です。

<1日目> 走行距離:約116km 走行時間:約6時間

宮崎港フェリーターミナルを出発!

海の玄関口、神戸~宮崎間を結ぶ、宮崎港フェリーターミナルを出発し、ITUトライアスロンワールドカップの自転車コースとして有名な「一ツ葉(ひとつば)有料道路」から「宮崎佐土原西都自転車道」を北上する。この辺りは太平洋とワシントニアパームが南国感を漂わし、車との併走も気にせず気持ちよくサイクリングできる。

  • 宮崎港~木城町比木神社~美郷町神門神社
  • 美郷町神門神社~椎葉村鶴富屋敷~宿
  • オプショナルルート

比木神社は今から1800年前に創建された古い神社。これから巡る2つの神社は、朝鮮半島の古代国家「百済」の王族が海を渡り九州に逃れ着いたとされる「百済伝説」ゆかりの地である。

一つ目の比木神社は百済王族の1人である「福智王」をはじめとする神々がまつられており、二つ目の美郷町神門神社には、福智王の父である「禎喜王」が祀られている。

毎年1月には、百済王族父子の対面の日として二つの神社の間で「神門御神幸祭(師走祭り)」が行われる。比木神社の一行が、延々と約90㎞に及ぶ道を神門神社まで巡行し、そこに滞在して帰る全国的にも珍しい形式の祭りで、迎え火として30基の櫓が燃えさかる様は圧巻である。

木城町から美郷町までの道は、小刻みなカーブとなだらかな坂が続く一本道。意識せずとも自然と脚がまわりすいすい進む。

美郷町では、神門神社のとなりにある「西の正倉院」にも立ち寄る。ここは門外不出とされていた正倉院原図を元に樹齢400年~500年の木曾天然ひのきを用いて、正倉院の内外が忠実に再現されているため、今まで非公開とされている「正倉院」の内部を見ることはもちろん、百済王族の遺品など、貴重な国宝級の宝物の展示を見ることができる。

西の正倉院
宮崎県東臼杵郡美郷町南郷神門62番地1
http://www.town.miyazaki-misato.lg.jp/2549.htm

いよいよ平家伝説の秘境椎葉村へ。かつて壇ノ浦の戦いで敗れた平家の落人たちは、はるばるこの地へ落ち延びたが、現在は、「ひむか神話街道」を利用することができるため、ぐっと近く感じる。

視界に入るものは急峻で深い緑に包まれた山々ばかりで、神々しさを覚えるほどである。延々となだからな坂が続く一本道はどこまでも気持ちがよい。

椎葉村では、平家の落人、鶴富姫と源氏の将、那須大八郎の悲恋の舞台、国指定重要文化財指定の「鶴富屋敷」へ。築300年ほどの建物は、神殿造りで大きく太い材料を使用し、椎葉独特の建築型式となっている。

宿は離れの平屋(2名部屋)で、自転車をストレスなく玄関先まで持ち込むことができる。予約時にあらかじめその旨を申し出ておくとスムーズである。椎葉村での夕食は宿でいただくことが多い(外出しない)ため、荷物が少なくて済む。自分の脚で秘境椎葉にたどり着いた喜びを感じながら、くつろいで椎葉の郷土料理を味わうことができる。

陣屋の里
https://www.shiibakanko.jp/stay/stay2

〈椎葉村サイクリングコース〉
椎葉独自にサイクリングコースを設定し、紹介している。ゆっくり滞在し、体力に合わせてコースを選び、心ゆくまで椎葉でサイクリングを満喫することができる!(サイクルマップは椎葉村の観光協会に設置)。

世界に一つだけの椎葉
椎葉村観光協会HP
https://www.shiibakanko.jp/

みやざき旬なび「神話のふるさと宮崎」
http://www.kanko-miyazaki.jp/shinwanofurusato/index.html

<2日目> 走行距離:約95.7km 走行時間:約4時間30分

  • 耳川水系ダム巡りその1~仙人の棚田
  • 耳川水系ダム巡りその2~美々津

椎葉から日向へ向かう復路では、耳川水系のダムを堪能しながら走ることができる。
耳川には、全部で8つのダムが点在するが、全て九州電力の水力発電ダムであり、うち6つは宿周辺と国道327号線沿いに位置するため、迷うことなく辿りつくことができる。ダムを見つけたら写真に収め、近くにある配布場所(施設)でダムカードを手に入れよう。

1つめのダムは、日本最初の100m超級の大規模アーチダムである上椎葉ダム。間近で見ることも、俯瞰してみることも、渡ることもでき、その迫力に圧倒される。

2つめのダムは岩屋戸ダム。配布場所の先にダムが位置するため、ここだけは写真を撮ってから引き返すことになるが、たまたま往路で別の角度から撮影していたため、そのままダムカードを手に入れることができた。

そして、次なるダムを目指す前に、仙人の棚田展望台へ立ち寄る。旧国道から林道に入り、展望台に至るまでの道は、距離約5㎞、標高約750mであるが、高低差が非常に激しいうえに、道路幅も狭く、車の往来もあるため、脚力や下りの技術に自信がある方のみオススメしたい。

展望台から見る風景は、天空に浮かんでいるように見え、まるで仙人が住んでいるかのように思われることから「仙人の棚田」と呼ばれているが、その名にふさわしく見ているだけで不思議な雰囲気に包まれる。

九州電力ダムカード案内ページ
http://www.kyuden.co.jp/company_outline_branch_miyazaki_initiative_damcard_
index.html

ダム巡りは、ダムカード配布場所での休憩も楽しみながら走ることができる。

ダムカード配布場所は、主に物産センター内に設けられており、その地ごとの食材や甘味を見ながら、食べながら走り進める。

ダムと配布場所がちょうどよい位置にあるため、疲れを忘れて走ることができる。余裕を持って楽しむため、復路は美々津駅から輪行する。

日豊本線で美々津駅から宮崎神宮駅(宮崎市中心部に近い駅で輪行には便の良い駅)まで移動する。あまり多くないダイヤの空き時間は、江戸時代の古い町並みやお船出の地としていわれのある美々津散策を行い、時間を調整することができる。

美々津(日向市観光協会HP)
http://www.hyuga.or.jp/index

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