CYCLE OF HINATA 推奨県南コース

南国情緒あふれる海岸線を駆け抜け
「日本在来野生馬の岬」と「九州の小京都」を巡る旅

総走行距離:約155km

宮崎市から都井岬にかけて約110kmに渡る国定指定公園にも選定されている海岸線(日南フェニックスロード)を二日間で駆け抜け、九州の小京都を散策するプランである。

1日目は、宮崎市内を出発し県内有数の観光地である青島に立ち寄った後、鬼の洗濯板やどこまでも広がる水平線を眺めながら南下し、串間市内に宿泊する。
当該ルート上に点在している神社を自転車旅の安全を祈願しながら巡る。

2日目は、アップダウンに富むルートを走り日南海岸最南端の都井岬へ、都井岬では国の天然記念物に指定されている野生馬(御崎馬)を間近に見ることができる。
九州の小京都とも称される飫肥城下町で四半的や食べ歩きを楽しんだ後、輪行で宮崎市内に戻る自転車旅である。
推奨県南コース

<1日目> 走行距離:約85km 走行時間:約4時間30分

宮崎市内(県庁前)を出発し、青島へと向かう

宮崎県総合運動公園の中を通って、青島海水浴場横に隣接するトロピカルロードを走り青島へ向かう気分は、まさにリゾート地にきた気分

  • 青島~堀切峠~デモン・デ・マルシェ
  • 野島神社~鵜戸神宮~榎原神社~中村荘
  • オプショナルルート

青島
青島では、青島にかかる弥生橋を渡って「海幸彦・山幸彦」神話で知られる「青島神社」を参拝したり、亜熱帯植物園の「宮交ボタニックガーデン」(無料)で亜熱帯植物鑑賞するのもお勧めである。

青島から南にかけて約8kmの海岸線は、国の天然記念物に指定されている波状岩の「鬼の洗濯板」が広がっている。

堀切峠
堀切峠では、鬼の洗濯板を眼下に見下ろすことができ、展望所や道の駅フェニックスのウッドデッキから一望する見渡す限りの青い海と青い空は、思わず引き込まれる美しさである。

デモンデマルシェ
日南海岸に隣接するデモンデマルシェでしばし休憩、サイクルスタンドが用意されているのは自転車乗りにとってうれしい配慮である。
青い海と鬼の洗濯板を眺めながら食べる焼き立ての自家製パンやソフトクリームは、自転車乗りにとって忘れられない補給食になることだろう。

◆デモン・デ・マルシェ
http://www.ddmarche.com/

どこまでも続く水平線はまさに絶景の一言、南国情緒を味わいながらのサイクリングとなる。
今回のルート上には神社が点在しており、自転車旅の安全祈願で神社(三社)参りを行った。

野島神社
浦島太郎を祀るちょっとめずらしい神社で、県内唯一の「自転車お守り」がある。自転車旅の安全祈願に「自転車お守り」を愛車につけてみよう。
また、境内には、国指定天然記念物の(夫婦)アコウがあり、古くから縁結び・夫婦円満・子孫繁栄・家内安全・健康長寿のご利益があると言われている。

鵜戸神宮
太平洋に突き出した鵜戸崎岬の突端にある洞窟の中に朱塗りの色鮮やかな御本殿が鎮座しており、日本三大下り宮の一つとされる神様を下に祀るという珍しい神社である。
鵜戸神宮付近一帯は「国指定名勝」にも指定されており、奇岩・怪礁が連なり太平洋の荒波が打ち寄せる美しい景勝地となっている。
当神社の神使(しんし)が兎となっていることから、撫うさぎや兎の絵馬、兎のお守りやおみくじなどがあるため、自転車旅の記念に買い求めてみるのもお勧めである。
また、霊石亀石に運玉を投げ込んで(男性は左手、女性は右手で投げる)運勢を占ってみるのもいいだろう(有料)。

榎原神社(よわらじんじゃ)
朱塗りの大きな鳥居をくぐって境内に入ると、見事な建造物が目に飛び込んでくる。楼門や鐘楼などは、県指定有形文化財の指定を受けているので、参拝後に文化財鑑賞をしてみるのもいいだろう。

中村荘
中村荘では、予約時に部屋に自転車を持ち込むことを伝えて許可をいただいた。自転車が汚れている場合は、ホテルに入る際にきれいにしておきたい。

中村荘
http://miyazaki-pref-yado.jp/publics/index/179/

<サンメッセ日南>
眼前に日南海岸を見下ろす広大なテーマパーク(有料)。
世界で唯一イースター島の許可を得て完全復刻したというモアイ像が7体鎮座しており、それぞれが異なった運気を上昇させるパワーを持っているので、自分の欲しいパワーを持ったモアイに触れてみよう!

サンメッセ日南
http://www.sun-messe.co.jp/

<堀川運河>
日南市の広渡川と油津港を結ぶ全長984m、幅約30mの運河。
堀川運河にかかる堀川橋は、映画「男はつらいよ 寅次郎の青春のロケ地」になっており、堀川資料館(無料)には、ロケに関する資料などが展示されている。

<マリンビュワーなんごう>
戸之浦港から出港する水中観光船(有料)。
南国の美しい風景を見ながらクルージング、途中沖合で船を停めて海中の赤い珊瑚や色とりどりの魚を鑑賞することができる(ダイビング気分が味わえる。)。

マリンビューワなんごう
http://www.k2-dive.com/

<志布志湾大黒イルカランド>
宮崎県内で唯一イルカと遊べる施設(有料)。
迫力満点のイルカショーでは、イルカに触ったり一緒に泳いだりする触れ合い体験ができる。イルカ以外にもペンギン、ウミガメ、ポニーにうさぎなど色々な生き物に接することができるので、癒されること間違いなし。
無料ゾーンには新鮮市場があり、新鮮な魚介類を丼物などで味わうことができる。

志布志湾大黒イルカランド
http://www.irukaland.com/

~ お勧めランチ情報 ~
<目井津漁港周辺>
カツオの一本釣りとマグロの延縄漁で県内有数の漁獲高を誇る目井津漁港周辺では、日南市のご当地グルメの「かつお炙り重」を始めとして、地元で水揚げされ新鮮な魚介類を味わうことができる。

<2日目> 走行距離:約70km 走行時間:約4時間30分

  • 中村荘~都井岬~幸島(石波海岸)~道の駅なんごう
  • 飫肥散策~飫肥駅~宮崎駅
  • オプショナルルート

串間市内から国道448号~県道36号線を通って都井岬へ、山あいのルートはアップダウンが多いものの、都井岬へ到着すればその絶景と、愛らしい御崎馬に疲れも吹き飛ぶことだろう。

都井岬
日向灘の南端に位置する岬。
心地よい潮風を感じながら岬の随所で望む風景は、まさに絶景である。
岬の随所で、国の天然記念物に指定されている野生馬の御崎馬を間近に見ることができ、御崎馬の遠い祖先は「日本書紀」において推古天皇の歌に「日向の駒」として詠まれている。
都井岬ビジターセンターでは、様々な体験メニューが用意されており、時間が許せば体験してみよう(入館は有料だが、トイレは無料で使用できる。)。
余裕があれば、都井岬ビジターセンターから約2km先にある「都井岬灯台」へ行ってみよう。この灯台は日本の灯台50選にも選ばれた白亜の美しい灯台である。
一般公開されている灯台は全国で15基あるが、九州ではこの灯台だけが内部に入ることができ(有料)、天気が良ければ遠く離れた種子島や屋久島を望むことができる。

幸島
幸島を望む石波海岸で小休止。
幸島は海水でイモを洗うサルが生息することで有名な無人島。渡し舟で幸島へ渡ることもできる。

都井岬から海沿いの国道448号は途中通行止め(石波~名谷)になっているため、幸島の先から山沿いのう回路を通ることになる(走行前に道路状況を確認しょう。)。

道の駅なんごう
大小の島々が連なる青い海(栄松海岸)を一望する南国ムードいっぱいの道の駅である。
併設されているレストランで食事や、マンゴーなどのトロピカルフルーツを使ったソフトクリームやパフェを味わいながら眺望を楽しむのもお勧めである。
時間があれば、道の駅なんごうに隣接する亜熱帯植物園(無料)を見学してみるのもいいだろう。日本唯一のジャカランダの群生林は、5月末から6月中旬にかけて見頃を迎える。

道の駅なんごうから飫肥までは山間の道を走るため、多少のアップダウンがあるが、最後の道のりを頑張って走りきろう。

飫肥散策
日南市南部に位置する飫肥は、「九州の小京都」とも称され、江戸時代の武家屋敷町、町人町、寺町などの町並みが多く残されており、市街地などの19.8haが重要文化財に基づき「重要伝統的建造物保存区として選定されている。

飫肥城跡では、旧飫肥藩を中心に伝わる独自の弓道であり、日南市無形民俗文化財にも指定されている「四半的」を体験することもできる(有料)。初心者でも丁寧に指導してくれるので、是非とも体験していただきたい。弓を射て的に刺さる爽快感は、他では体験できないものである。

飫肥城跡の一角にある旧本丸跡は、樹齢100年を越える杉木立と深緑の苔が絨毯のように生えており、「癒やしの森」とも言われているが、NHKの朝ドラ「わかば」のロケ地にもなったことでも知られている。また、「しあわせ杉」というパワースポットも存在するので、癒やしの森で癒やされた後は、しあわせパワーを充填しておこう。


飫肥では、食べ歩き・町あるき引換券マップを購入して、列車の時間まで食べ歩きをしながら商屋資料館などを訪ねてみるのもお勧めである。

飫肥駅~宮崎駅
飫肥駅から、宮崎駅までは日南線に乗っての輪行となる。
列車内では、のんびりと車窓に目をやりながら、自転車旅を振り返りたい。

<酒谷>
国道222号を日南市から都城市方面に向かう途中に、一際目を引く茅葺き屋根の「道の駅酒谷」がある。ここで名物の草だんご(売り切れ時あり)を頬ばり、石積の田んぼがある酒谷棚田まで足を伸ばしてみよう。
稲刈り時の10月中旬には黄金色に輝く稲穂を鑑賞することができるとともに、初夏にはアジサイ、秋には彼岸花など、年間を通して四季折々の風景を楽しむことができる。

PAGE TOP