CYCLE OF HINATA 推奨県北コース

延岡日之影の三大橋を駆け抜け天孫降臨の地で「神話の源流」と「世界農業遺産」を巡る旅

総走行距離:約170km

一日目は、宮崎市からJR日豊線に乗り込み、自転車を積んで県北に向かいます。南延岡駅から県道を通り、五ヶ瀬川を横目に日之影を経由して神話の里・高千穂へ。数々の橋梁をくぐりながら、たくさんのパワースポットを巡ります。
二日目は、雲海の名所として知られる国見ケ丘に早朝ライド。神々が眺めた眺望を楽しんだ後は、世界農業遺産の一つとされる棚田を堪能します。帰りは再び電車に乗り込み、余韻に浸りながら帰路につきます。

<1日目>走行距離:約82km 走行時間:約5時間

宮崎神宮駅から南延岡駅までは輪行

出発には構内に入りやすい宮崎神宮駅を利用。右手に当県自慢の太平洋を望みながら片南延岡駅には1時間半程度で到着する。

  • 延岡市~日之影町
  • 日之影町~高千穂町

九州中央自動車道の整備により交通量が少なくなった国道218号と県道237号で日之影温泉駅を目指す。

この道沿いに走る五ヶ瀬川には、数々の高い橋梁がかかっている。その一つアーチ橋・干支大橋。青空に赤く浮かぶように架かる姿を仰ぎ見ることができる。

このコースはかつてTR高千穂鉄道が並走していたところ。平成17年の台風の影響で廃線となった後は、線路の一部2.2キロが日之影町森林セラピーのTR鉄道跡地散策コースとして公開されている。見どころは1937年に建設された第三五ヶ瀬川橋梁。ダムの水面に映えるトラスの赤色と新緑のコントラストは、自然と清流が環境と美しく調和している。橋梁の上や周辺には休憩できる場所が設置されていて、景色に癒されながら休息をとることもできる。

◆癒しの日之影情報は?
森林セラピー基地
http://hinokage-therapy.com

日之影温泉駅からは、県道205号で徐々に高千穂町に向かって登る。車も少なく、秋は対岸の山々の紅葉が見られる。この日は奥に阿蘇の根子岳が見えた。

登りきると、コンクリート橋としては国内最大、水面からの高さ143メートルも日本一の高さと言われる天翔大橋にたどり着く。

山頭火が「分け入っても分け入っても青い山」と謳った風景を登っていくと、高千穂・秋元地区に入る。知る人ぞ知る「秋元神社」は拝殿が鬼門を向いていることで有名で大きなパワーが宿ると言われている。

秘境の聖地で浄化された後は、市街地に入り、代表的な「高千穂神社」、芸能と縁結びの神様とされ芸能人もお忍びで訪れるという「荒立神社」、御神水としてまつられる「天真(あまのま)名井(ない)」をめぐる。

けやきの巨木の下から今でも清らかな天然水がわき出ている。天孫降臨の際、この地に水がなかったため天村雲命(アメノムラクモノミコト)が天に戻り水種を移されたと伝えられている。

◆一日目の補給スポットは?
日之影温泉駅レストラン
http://www.hinokage-kanko.jp/publics/index/80/

◆もちろんスイーツも!
甲斐果樹園(マロンハウス)
http://www.inseason.jp.net/miwa/201605/

<2日目> 走行距離:約88km 走行時間:約5時間

  • 高千穂市街地~国見ケ丘~岩戸地区
  • 岩戸地区~青雲橋~延岡駅
  • 西臼杵のその他のおすすめ

高千穂市街地から5キロほど登ったところにある国見ケ丘は、標高513mのこの丘からは、西に阿蘇の五岳、北に祖母の連山、眼下に五ヶ瀬川の渓流が一目で見渡せる。11月上旬で日の出は6時半ころ。綿のような雲海に包まれた盆地に太陽の光がさす様子は神秘的である。

国の名勝・高千穂峡は、阿蘇山の爆発により噴出した火砕流が冷え固まり、浸食された断崖がそそり立つ渓谷で、高いところで100メートル、平均80メートルの断崖が東西に約7キロ続く渓谷である。

このを経由して、「天岩戸神社」に向かう。この周辺は高千穂の神社巡りにかかせないスポットである。近くにある「八大龍王水神」も逃せない。もともと雨乞いや河川氾濫の防止が祈願されていたようであるが、珍しい形で生い茂った巨木に神秘を感じる人々も多い。

天照大御神(アマテラスオオミカミ)が祀られる天岩戸神社の川上には、天安河原がある。クリートカバーを付けて下ると、神々がご相談されたという大洞窟がある。周辺はマイナスイオンの安らぎを感じ、癒される。

◆高千穂町内のおすすめスポット教えて!
一般社団法人高千穂町観光協会
http://takachiho-kanko.info/sightseeing/

神社近くには、世界農業遺産を象徴する「尾(お)戸(ど)の口(くち)棚田(たなだ)」がある。面積は16.43ha、棚田の枚数は780枚と言われている。

ちょうど川を挟んで、対岸には同規模の「栃(とち)又(また)棚田(たなだ)」があり、どちらの棚田も「日本の棚田百選」に選ばれている。

青雲橋のレストランまでは、雲海橋を渡るなど一部国道218号を利用し、再び県道237号へ。帰りは緩やかな下り基調でぐいぐい進む。延岡市までは、相変わらず車とはほとんど出会わない。

帰りは駅舎が新しくなった延岡駅を利用してみた。構内に自転車をたたむスペースが十分あり1番ホームから乗り込むことができた。

◆棚田って?農業遺産って?
世界農業遺産・高千穂郷・椎葉山地域
https://takachihogo-shiibayama-giahs.com/

◆新しくなった延岡駅ってどんなとこ?
延岡駅前複合施設エンクロス
https://encross-nobeoka.jp/

熊本県、大分県の県境にある西臼杵は、九州の秀峰「祖母山」「阿蘇山」「九住山」に囲まれている。高千穂町の五カ所高原ではこの3つの山を望むことができ、登りがいがあるので健脚におすすめである。

また、今回は日之影町を経由して高千穂町を主に回ったが、高千穂町に入ると五ヶ瀬町もそう遠くはない。

◆五ヶ瀬町ってどんなところ?
ごかせ観光協会
http://gokase-kanko.jp

今回の輪行
秋の西臼杵は神楽や紅葉などでハイシーズンである。宿の確保は早めにしておこう。筆者が泊まった宿では玄関の内部に自転車を置かせていただけた。また近隣にコインランドリーがあったため荷物もこの程度に収まり快適なライドが楽しめた。

◆泊まった宿は「かなやビジネスホテル」
宮崎で人気の宿180選
http://miyazaki-pref-yado.jp/publics/index/160/

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